Ravensworth Regional Riesling 2021
レイヴェンスワース リージョナル リースリング 2021
(オーストラリア産白ワイン・750ml)
(資料より)
レイヴェンスワースの代表作と言えるリースリングのネゴスレンジ。複数の畑からの
白ワインですが、1-2日間の短いスキンコンタクトとセラミックエッグでの醸造、
大樽での熟成といったアプローチのためアニスにようなスパイス感にフローラルな華やかさ、
そしてハチミツをもった柑橘系フルーツのフレッシュさが加わり非常に上質なリースリングに
仕上がっています。
特筆すべきはその酸で、ブライアン本人も「長期熟成するかって?冗談はやめてくれ。
この酸によるストラクチャーをみれば分かるだろ?何十年後か、何世代も先の人たちが
このワインを開けたら、なんだ!?この酸は!って言うだろうさ」と語るほど。
NSW州キャンベラ・ディストリクトに位置するマルンバットマンというおそらく日本のほとんどの方が
訪れたことがない場所にワイナリーは位置しています。
培にも通底するのは、人間の手による不自然な介入をなるべく避け、自立を促す姿勢。
野生酵母による醗酵、極少量の酸化防止剤以外の添加物不使用といった基本アプローチが採られ、
長期間のスキンコンタクトやエッグタンクでの熟成などブライアンの経験と閃きに裏打ちされた
試行錯誤が常にセラーで繰り返されています。しかしオフ・フレーヴァーの類は一切無く、
食に造詣の深い探究家であるブライアンのケアが細部にまで行き届いた極めて高い品質。